0
0

Byron Bay simple LIFE ☀ バイロンベイ シンプルライフ

3littlespirals_Byron-Bay-Life5

朝、子供達を学校に送って、波チェックに行くとこの風景… まさにピースフル☮

『最近のオーストラリア東海岸の観光スポットといえば、もうゴールドコーストじゃなくてバイロンベイなんだ』という話を何年か前耳にした。

成田からの直行便がゴールドコースト空港へ運行するようになってから数年が経ち、到着後に空港からこちらバイロンベイに南下してくる人の数は一気に増えた。

10年、15年も前は旅行代理店などはバイロンのことを気にも止めていなかったはずなのに。

ライフスタイル、サーフィン雑誌などではこの町が取り上げられることも少なくない。そんな「バイロンブーム」はAUS国内はもちろん、世界中のバックパッカー、オーガニックリビングな人々にも広まり、あっと言うに世界のトップ ディスティーネーションの仲間入りをすることになった。

最近はバイロンがリゾート化しつつあるため、世界中の都市からやってくるお金持ちの桁外れなホリデーハウスが急増し、セレブたちがリゾートハウスを持ったり、お忍びでホリデーにやってくる町になりつつある。オーストラリアの景気の良さも後押しして、バイロンの物価は上がる一方…

(写真 : www.byronbayaccom.net より)

まだ訪れた事のない方のために、「バイロンベイとは?」少し説明すると…

オーストラリア本土の最東端に位置する海と緑に囲まれた小さな町。(人口は約9000人程度)

植民地となる何千年も前からこの地に存在していたアボリジニ、アラクワルというトライブがこのバイロンベイ(カバンバーと呼ばれていた)をベースとしていて、彼らにとってこの町はとても重要な『ミーティングプレイス』として大切にされ続けてきた。そしてその魂は今も残り、人々を引きつけ、つなぎ合わせるパワーに溢れたマジカルタウンとして名高い。

ビーチカルチャー

あらゆるマリンスポーツが盛んなこの町、一家に1枚サーフボードがあっても可笑しくない程、ほとんどの人々がサーフィンをする。海の中もかなりフリースタイルで、ヴィンテージ感たっぷりのロングボードから、レトロなシングルフィン、ツイン、クワッド、最先端のショートボード、ニーボード、フィンレスまで、ありとあらゆる長さ、スタイルの板を自由に乗りこなし、始めてサーフィンに出会う人から、50年以上サーフィンしている人まで、なんでもありで、とってもオープン。そして、何と言っても、ガールズサーファーの数の多さ!多い日には75%くらいの割合が女性であることも稀ではない。

ビーチカルチャーが根付き、ビーチはお誕生会、お別れ会などのエンターテイメントのベニューとして利用されることが多い。そして、とっても不思議な制度『サマータイム』というものがNSW州にはある。初夏になると時差が生まれ、NSW州全土の時計を1時間早める事になる… という事は仕事に行くのも早くなるけど、終わるのも当然早くなり、日が沈むまでの時間も遅くなる。なんとややこしく、でもそれをあっけらかんとこなしてしまう制度なのだろう!?
そう、そのおかげで一番日の長い時には8時半頃まで日の光でサーフィンできてしまう。仕事を終えたお父さんを交えて、家族でディナーピクニックをしながらビーチでサンセットを楽しんだり、仕事後のサーフィン、ビーチウォークなど余裕を持って出来てしまう。日中には仕事の後や休憩中、子供たちのお迎えの前に、ぽちゃっと浸かりにいく=クイックディップ などが生活のリズムに取り入れられていて、海とは切っても切り離せない正真正銘のビーチタウンである。

(写真: www.carlybrownphotography.com)

メローな気候はメローな人々を呼ぶ

良いも悪いも、ゆるーい人がふらーっと世界各国から集まってくる場所の一つ。サーファー、パフォーマー、アーティスト、ミュージシャン、多国籍バックパッカー、ヒーラー などなど、子供からおばあちゃん世代まで、ライフスタイル、ファッション共にかなりファンキーな人が多く、最近ではめっきりヒッピーの数も減ってきたものの、個性あふれる人々「ヒップスター」がこの町を色豊かにしている。

音楽やカルチャーをメインとしたフェスティバルやイベントが多く、週末には町ごとにアートやローカル商品が手に入るマーケットが行われ、平日にはローカルファーマーによって収穫された野菜が並べられる”Farmers market”が各町で毎週開催されている。地元で稼いだお金は地元で使う、これが徹底されてこそ、コミュニティー全体が循環し潤う。

ワイルドライフ

冬にはたくさんのクジラたちが北上し、春先には出産を終えた親子のクジラが南下していく。イルカたちが群れをなし、波に乗りはしゃぐそんな様子などを、わざわざ特別なスポットに行かなくとも身近で見る事が出来る。サーフィンをしながら海の中でイルカの群れやウミガメを眺めたり、ビーチウォーク中にクジラが潮を高く吹いているところを目にしたり、それこそビーチに建つカフェから眺めたりもできるくらいに 自然がすぐ隣り合わせ、むしろ大自然の中で生かされていることに日々気づかされる。

ワテゴスビーチからビーチを見渡しながら、丘を登ると最東端であるライトハウスの真下にたどり着く。軽食を持ってウォーキングに向かえば、見晴らしのいい気に入ったスポットを見つけての気軽なピクニックが最高! 海から目を離さすにいれば、たくさんの海の住人たちを見つける事が出来る。

サンセット☀️サンライズ

陽が昇ると同時に人々はビーチへ導かれ、1日の温かさと光のある有難さをサンセットと共に感謝する。バイロンのメインビーチには夕暮れになるとジャンベや思い思いの楽器を持った人々がサークルを作り、1日の感謝を太陽に捧げつつ、山の向こうに沈む夕陽を送り出す。

かつて2つのビジネスに携わっていた頃の私は、忙しい時やフェスティバル時期には朝は8時から準備を始め、夜は11時までという長い1日をバイロンでせかせかと働いていた。なんでこんなにゆるい街で こんなに忙しく働いているんだろう。。。もちろん私は日本人だから(笑)そして大好きな事を仕事にしてしまったマイナス面でもあり、よく悩んだものである。そんな私も、ある事をきっかけに夕方のサンセットには毎日という程、手を止め、店を閉め、ビーチで夕陽を拝んでいた。

1日の始まりと、終わりを感謝する。

初めて太陽の存在、有難さなどを改めて考え、学んだのもこの街に来てから。太陽が昇り、沈んで行くなんて生まれてからなんとも思わない、当たり前のことだった。電気をつければ灯りがある毎日、なかなか太陽の光が地球全体に光を与えてくれてるなんて現実を日々考える機会は少ないのでは?

私はこの街を初めて訪れたのが18年前、裸足の人の多さ、裸で海で泳ぐ人々、町の隅々からも音楽が絶えず聞こえてくるバスカー達のヘブン、どヒッピーと個性丸出しな人々で溢れ、海に入れば完璧なポイントブレイク! まだ20歳になったばかりだった私には完全にカルチャーショックだった。
腰を据え住み始めて12年が経った今、小さなビーチタウンは溢れかえる観光客とツーリズムでごった返し、ローカルとして決して住みやすい町とは言い辛いが、とにかくすごく気持ちが良いことは確か。

町のエネルギーが変わっても、通りすがる人の姿が変わっても、海や山のエネルギーはそんなに簡単には変わらない。自然と隣接して生活する限り、芯がブレないというある意味ご褒美のようなシステムが存在する。

やっぱり人間が世界の中心だと考えてしまいやすいのが現実、それが普通なこの世の中だけども、自我をさて置き周りを見回してみれば、自然なしでは誰もこの世に存在しない。

きれいな空気、水、太陽、食べ物を育てる栄養分の高い土。

都会や忙しい生活をしていてそんなことを考えられるチャンスや余裕がどれだけあるだろう?

だから人は旅に出る、たったウィークエンドでもいい、自分も自然の一部であることを感じ吸収したい。

私たちは人間は存在することだけで ただただこの地球にインパクトを与えていくのにも関わらず、まだまだ深くまで突き進む。便利さ、欲求、刺激をもとめて。

マテリアルワールドから抜け出し、自然の中に探求心、刺激、喜びを見い出し、そこで欲求を満たされる、それが私にとってのシンプルライフ。そしてこの街はそこを大いにオファーしてくれるのが最大の魅力であることはきっと60年代から全く変わっていないことの一つだろう。

この街が大好きで、本気で世界を守り続けたいと思う人がたくさん存在するこの街。この町は建設規制があり、一般住宅は2階建まで、商用建築物は3階までと定められている。そしてこの町には信号もなく、ケンタッキーやマクドナルドなどのファーストフード店も存在しない。町の雰囲気を守る為、町にそぐわないものには、住民が立ち上がって反対運動を起こしてでもNOという。自分の住む町をここまで愛し、自分の家や自分の家族のことのように真剣に考える。昔はどこの町もどこに国でもこんな一体感があったはず。
誰だって、住みやすく気持ちのいい町に住みたいのが実際のところ。

そこに子育てという新たな任務でありジョイを背負った今、なおさらシンプルでよりリアルで居たいという思いが日々増していく。

そんなバイロンでの日々の生活から みなさんとシェアしたいと思うことごとを このブログを利用しゆっくり書き綴っていきたいと思っています。

訪れたことのある人は思い出を懐かしみ、まだ未体験の人には想像を膨らませて頂きたい。そしてバイロンのみならず、人々の意識の高い街から発信される、世界共通のサステイナブルな意識、考えるポイント、大切にしていくべき気持ちや、物事を共有できればと願います。

私たちが守り続けるべきもの、そしてモダンテクノロジーを取り入れ、進化させていくべきもの、意識を高め、想いを一つにするギャザリングの場でありたいと願っています。

Love & blessings from Byron Bay!

You Might Also Like

No Comments

Leave a Reply