“自分”というストーリーに出会う旅
今年の5月(2023年)に初めてポルトガルで出会い体験した アウト・オブ・ボディーエクスピリエンス。
同じファームに住む人が特別なガイドをしていると聞き、一体どんなセッションなのか、彼に話を聞けば聞くほどに興味が湧き、「体験してみたい!」その気持ちだけに導かれ、初めてのセッションを受けた。
「7月に、このセッションをガイドしたい人をトレーニングするワークショップがホーランドで開催されるけど、もし興味があれば是非いらっしゃい。」
私をガイドしてくれた先生はトレーナーでもあり、私の大いなる興味を感じたのか?気軽に誘ってくれた。
「行きたい!」
とっさに出た言葉に自分自身ですら驚いたのをはっきりと覚えてる。
とは言ってみたけど、開催地はホーランド。
行ったこともなければ、何も知らないし友達もいない。。。
でも、まあヨーロッパ圏内だし、国内線的な気軽な感覚でホーランドまで行けることは分かっていた。
コースの費用、旅にかかる費用や時間を考えると色々な思いは浮かんでくるけども、行きたいと自分が思っている以上、魂が感じている以上、きっとどんな事もこの流れを邪魔することは出来ないんだろうなーと客観的に考えていた。
まるで誰かに動かされるように、導かれるように、自然と流れ、流されて、あっという間にたどり着いたアムステルダム。ここはずっと昔から憧れていた土地、でもその想いはいつか薄れ、全く意識していない場所へと変わっていた。
突然やってきたアムステルダムへの招待状
何よりも私にとって大きかったのは、一人でスーツケースを詰めて自分の為に一人で旅に出たこと、正に15年振り!
両親の手術やお葬式などの理由以外で、飛行機に乗って一人でどこかに行くなんて全くない子育て一本の年月を過ごしていた私には、心臓と胃が同時に出てきそうなくらいに緊張する旅の出発となった。
弱い自分、怖くなることばかりの想像、どこからこんなに出てくるんだ?という程に出し切って、飛行機のシートベルトを閉めれば、気分はすっかり切り替わり、行くからには思いっきり楽しみ、学び、どっぷりと浸るぞ!と、自分でもびっくりする程に気分は逆転。
お母さんという任務を受け取ったことがある人ならば、きっと良くわかるだろうこの気持ち。
トレーニングの始まる数日前にホーランドへ到着し、一人になる時間と心の準備をした。ホテルに一人で泊まるなんてドキドキしすぎて全く落ち着かない、だけどジャーナリング、メディテーション、お散歩、探索と誰も知らない街で一人の時間を満喫し、身体と心がどんどんと解れていくのを感じた。
街から森へ
トレーニングは日常生活を感じるようなエリアとは離れた、自然に囲まれた静かな場所で行われた。
その時間は神聖かつ冗談が絶えない、想像を接するほどに笑い声の絶えない日々が続く、さすがダッチ!な時間となり、朝起きてから夜倒れるようにベットに入るまで、どっぷりみっちりのトレーニングだった。
でもやはり主婦、母が染み込んでいる私にとっては、朝から誰かが温かい朝ごはんを作ってくれて、3食愛のこもったベジタリアンの食事が用意され、洗い物をする必要もなく、お茶とスイーツも用意され、誰の心配もしなくていい時間。
非現実的な環境は、トレーニング中とは言えどもある意味リトリート感が強い、全ての些細なことにありがたさを感じる時間となった。
家族とも会えて連絡を取らず、「ママ」の自分から離れる時間を自分で選んだ。
トレーニングでは、マインドとスピリットをアクティブにさせるエクササイズを沢山練習し、パートナーとして二人組になってガイドをし合う毎日。パートナ同士でセッションに感動し、涙を流し、強く抱き合いながらお互いにセッションを繰り返したガイドの練習は一生忘れない。
お陰でたくさんのジャーニーを体験する事が出来、様々な記憶とストーリーを受け取り、何度も私が今歩いている道のりの意味、これから向かって行く方向性、パズルのようにつながって行くストーリーはまるで、”私”というストーリーの本を読んでいるかのようだった。
沢山の繋がりと愛でフルになった私は、トレーニング終え静かに過ごした森から街へと向かい、日常へと戻ると、この世界の美しさをよりリアルに感じ、自分をより愛おしく感じていることに気がついた。
両世界の美しさ
アムステルダムのど真ん中、自分自身という最愛のリレーションシップと向き合い、美味しいものを食べて、川を眺め、コールドプレスのジュースを飲んで、「さてと、家族の元に戻る準備は出来たぞ」と感じた。
肉体と思考から解放される心地よさ、そこで体験する世界の無限さ、だからこそこの命で与えられた、目の間に見える世界の美しさ。
全てのピースを繋げ、分け隔てなく全てを丸々一つと考え、頭よりもずっと深い場所に問いかけ、外に放ち、身を委ねる事が出来る。新しいような、ずっと知っていたような、そんな確信を身体中満タンに感じながら帰路に向かった。
電車を乗り間違えそうになって、もう少しでフランスまで行っちゃうところだったけど、行きの飛行機とは全く違った自身、愛、自由に包まれ、色んな気持ちのおさらいをして飛行機は着陸した。
家族の待つ到着ロビーへと、走りたい気分を抑えてゆっくりと歩いて向かった。
日常生活に浸かりながら意識を保つのはもちろんグラグラする、でもだからこそ、片方に偏っていないからこそこの人生は楽しいのだ!と今となれば胸を張って言える。
そんな大きな変化と再確認をくれたこのセッション。
自分の限られていると決めつけていた枠から飛び出る、より遠くに、より外にエネルギーが出ることで、より深く内に戻ってくることが出来る。外と内は一つのラインで繋がっていると、また確認。
アムステルダムから戻ってきて一番強く感じたことは、私はこの世界をより学ぶためにこの大陸へ、この場所へこの時空へと導かれたのだと。
今までの私とこれからの私を常ぐ一線がはっきりとした。
私がこれからみなさんにお届けしていくセッション ”The Dreaming” についての説明は、プライベートセッションのページから詳しくご覧いただけます。
そして先日行われたZoomお話会はこちらからご覧頂けます。モニターとなって体験して下さった方々にそれぞれの体験談もシェアして頂きましたので、どうぞごゆっくりご覧ください!
ご感想、ご質問、お気軽にお寄せください。
そして、セッション興味がある!そんな好奇心と魂に導かれた人々もメッセージください。
プライベートセッションのページからフォームにご記入頂いてもご連絡頂けます。
長々と久々のブログにお付き合い頂きありがとうございました。
皆さんと、この素晴らしいセッションでコネクトできる時を楽しみにしています。
Much LOVE♡
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