星占い、リーディング、アストロジー。
小さなコラムとかはよく読んだりするけど、私はちゃんと星の事や宇宙の流れなど知らない。
そういう事は知らずとも、ちゃんとそこに沿って私は生きてるはずだ! と勝手に思い込んで生きているタイプで、今までに一度もその手の鑑定を受けた事がない….
そんな私が体験した初めての占星術セッションをご紹介します。
星と私
私が住むオーストラリア東海岸の町バイロンベイは、みんな星や月の動きに物凄く詳しい。
何かあると「あなたは何座？」とか水星の逆行とか、話の流れは当たり前のようにそっち方向へと向かって行く。
だけど私は自分が天秤座ということ以外は何も知らない。
あまり関係ないけれど、昔日本で女友達と飲んでいる時に酔っ払いながら手相を見てもらった事があるなーと、今このブログを書きながら思い出した。
駅の階段のそばにセットアップしている小さなテーブルと椅子。
なんども見かけた事はあるけど、自分とは無関係の光景。
私の手相を見て、そのおじさんは静かに言った。
「君はどこか遠くに行く、そして願うもの全てが手に入る。望むもの全てだよ。」
私はその言葉が一気に酔いを覚ましてくれたのを、今でもはっきりと覚えている。
それはまさに海外へ引っ越すと決意し準備中、出発する数ヶ月前だった。
もしそのおじさんが相手構わず同じことをみんなに言っていたとしても、彼の一言はものすごくパワフルdで、私の中にあった最後の足掻きのような小さな不安を吹っ飛ばしてくれた。
そう、私はそれくらい単純！
だけどそれ以来やはり占いも、リーディングも何も受けたことがなかった。
久々に書きたくなったこのブログでは、先日伺った占星術の先生であり友達でもある Yukoさんとのセッションについてお話します。
彼女の名前を耳にし、占星術のセッションが受けられるという話を聞いたのはもう２年も前のこと。
私も星のこと理解できるチャンスかも？と思い「私も受けてみたい！」とすぐに連絡を取ったものの、タイミンが合わず実現せず、そのままダラダラと忘れはせずともご縁のないままで。。。
辛いことも、うまくいかないことも層となって背負っていた私は、まあ仕方ないから楽しいことだけに目を向けて生きていた。
そうするしかなかった。
私の楽しいことといえば…
波に乗る
スケートをする
ストレッチをする
陽に当たる
美味しいものを作る
手仕事をする
書いて表現する
それらが私を支えていた。
光に向かって胸を開いてみる
私はひたする毎日イライラしていた。
夫婦間も、みんなから言わせればそんなの普通だよとか、恵まれている方だそう。
健康で可愛い子にも恵まれ、何も不満はないんだけど、なんだか全てが大変で、思うように動けていない、流れていない気が何年もしていた。
生活の中に散りばめられた小さな幸せにすら目を向けられなくなっている時に、タイミング悪く仕事の忙しさがそこに覆いかぶさると、ついにその瞬間はやって来た。
もういーやーだー！
心の中で噴火した。
全てが気持ちよく流れていないことを無視し続けることに疲れた。そして短期の幸せよりも、長い幸せのフローが欲しいと思い出した。
今、私の周りで、中で、頭上で、宇宙規模で何が起こっているのか、根本から理解したらもしかして詰まっていることが流れるかも？
そう漠然と思った時に占星術のゆうこちゃんのポッドキャスト が目に飛び込んで来た。
”先を読む人生を”
このコピーにグッときた。
毎日一杯一杯の私、そんな余裕感じてみたい。
子供達の送り迎えに毎日約１時間運転する時間を利用し、彼女のポッドキャストを聞いてみた。知り合いのポッドキャスト聞くのってなんだか勝手に照れてしまうのは私だけ？笑
彼女は丁寧に占星術との出会い、占星術とは？を説明していた。
そうだ、今がきっと流れを確認するのにぴったりなタイミングなんだ！
そんな矢先、ゆうこちゃんからお話ししたいことがあるから、私の仕事先に立ち寄りたいと連絡があった。
このタイミング、今だ。
確信。
そして晴れて彼女と面と向かってのセッションをできる日がやって来た。
2019年12月中旬。
生年月日と出生時間をお伝えすると私のブループリントであるチャートを見せてくれた。
先ず、私の自分自身の中にもつ星のキャラクター、複数の性質、理解し、どうやってその星を輝かせていくかを読んでもらった。
ゆうこ先生曰く、なんとこのタイミングでリーディングを受けるのも理にかなっていると…
なぜかと言うと、過去４年間続いたヘビーな苦悩は、人生の中で何度かぶつかる破壊と再生の時期だそうで、まさに今そこからシフトしているタイミングらしい。
（過去４年と言われたけど、この８年間は本当に大変だったなぁーとボンヤリ。）
私は色んなのことに手を出しすぎて、仕事として何をやったらいいのかもはや迷宮入りしそうになっていた。１年も終わろうとしている11月、自分なりに整理し理解した気持ちはこれだった。
”色んなやりたいことを手放そう”
一旦手放してスッキリする。
必要な物事はまた舞い戻ってくるはず。
自分なりに直感でそう理解していた。
自分の持つ星の性質によってもちろん向き不向きの職種やライフスタイルが見えてくる。
私の場合は、私が一番聞きたかった言葉をゆうこ先生がキッパリハッキリと、ありがたいことにセッションの出だしから言い切ってくれたのだ。
「マキちゃんは、楽しいことをして生きるべき。むしろ楽しいこと以外しちゃダメ！」
なんと素晴らしいお言葉。
私はいつも遊んでいるようにしか見えない仕事をして来た。そしてもちろん遊びながら仕事がしたいといつも考えていた。
仕事、生活、遊びは私の人生の中では一つの括り。
だから遊ぶように仕事をし、仕事するかのように遊ぶ。
生活の中にはいつも遊びを溢れさせていたいというのが基本。
「じゃあ、合ってるんだ！私。」笑
不思議と自信が湧いて来た。
遊びの延長で仕事をし、そこから生計を立てる。
いいじゃないですか！理想です！
今持ち備えているものを、どういう風に使いこなしたら良いかというアドバイスや、パートナーや家族との関係性、重要性、自分の立ち位置や心構えまでのアドバイスを頂き、宇宙の流れ的にそうなら、そうするか！って感じでスッと全てが腑に落ちた。
私という人間、お母さんという立ち位置、身体の底から常に湧き続けるものとの付き合い方。それをおさらいするだけでも、自分の取扱説明書を手にしたようで、心が軽くなり、多くのことを許せるようになったし、笑えるようになった。
「あ、またやってる、私」的な感じで。
占いではなく人生のガイド
皆さんそれぞれ信じるもの、心がフォローするものがあると思います。
今回の占星術は私にとって、すごくニュートラルで、今一番必要だったものをバシッと見せつけてくれる最も有力なセッションとなったのです。
もしこのブログを読んでる皆さんが、私も今そんなタイミングかも？っと思えるならば、セッションを受けることはすごく役にたつと思います。
占いに頼る的なイメージがある方も多いかもしれない、でもこれは占うのではなくおさらいと位置確認、だからこれからどうする？という方向性はあくまでも自分で切り開いていくこと。
私は背中に背負っていた ”不安” というバックパックを下ろし、芝生に座りながらお茶をすする。
「よっしゃ、また歩き始めるか！」といった一休みの感覚をこのセッション全体から受け取りました。
私は考えすぎて迷宮入りするタイプ。
だから、こうやって空高いところで既に決まってることを教えてもらえると、すんなりと胸に響くんです。
芝生での休憩から立ち上がりまた背中に背負ったバックパックには、もう不安という重い荷物ではなく希望とワクワクという軽い荷物に変わっていました。
私は一生子供なんだって。
道理でお母さんという立場が息苦しいと思った！（笑）
だから、私はこれからは子供と同じ目線で一緒に遊び倒す。
心配とストレスを遊びに変えて行きたい。
パートナーとの関係は…ですが、これはまたこれから働きかけるもので、また改めてお届けします。
今度はマイクがセッションを受ける番。
そこから新しい流れが生まれるはず！
こんなに自分自身に、そして人生にワクワクする感覚を感じたのって本当に何年ぶりだろう？
もっと楽しことやって行きたい！そう子供のように素直に思えた、そんな時間を与えていただきました。
ありがとう、ゆうこ先生。
オーストラリア在住の先生ですが、スカイプやズームを使って遠距離でもセッション出来るそうなので、興味のある方は彼女のHPを覗いてみて下さいね。
2020年は私達ファミリーにとって大きな動きを起こす年と勝手に感じています。
どんな方向に流れるのか、楽しみになってきた。
これからもより楽しいお仕事を沢山やって行きたいと思います。
来年も皆様どうぞよろしくお願いします。
そして今年も皆さんのお陰で家族共々突き進んで来られました。
（大変だったー）
お世話になった方々、遠くから応援してくださった方々、近くで支えて下さった方々、まだお会いした事のないオンライン上のお友達の方々も、皆さんありがとう。
では、また次回のブログで！
Yukorology
いわさきゆうこ （占星術コンサルタント、ヨガ・スピリチュアル関連通訳）
2009年より西洋占星術の鑑定を始め、オンラインと対面で日本だけでなく、世界中の顧客に英語＆日本語で、占星術の鑑定及び、講座を行っている。ヨガと占星術を統合し、マインドについての理解や知識をわかりやすく説明し、その人それぞれが特性を持っているもの、その人の良さを生かす術として、ヨガと占星術の考え方を取り入れている。二人の子供と旦那とともに自然豊かなオーストラリア、バイロンベイ に在住。
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